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電車

20041014_train

昨日の帰りは22時半。

電車で座っていたら、目の前にお腹の大きな女性が立っている事に気づく。

瞬間的に「妊婦???」と思い、席を譲ろうと声をかけかけるも、

「いや、まて。もしかしたらただの太ってる人???」

だとも思い直す。

だとしたら、席を譲ることは、この人にとって失礼極まりない事になってしまう。

「あんた、妊婦に間違えるほど、太ってるわよ!」

と言っているようなものだから。


このお腹は、、、果たして・・・・・。

あまりお腹をジロジロ見る事も失礼なので、足元や服装で判断しようと努める。


う〜〜〜〜ん、どっちとも、取れる・・・・・。


たまに、座席に座っていると、同じように悩むことがある。

それは、お年寄りの方。

「ぼく、おじいちゃんだぜぃ!」

「あたし、おばあちゃんなのよぉ!!」

って主張をしてくれればいいのだけれど、そうとも言い切れない年齢の方って結構微妙で、

「あたしゃーまだ、そんな歳じゃないわよ!みくびんないでおくれっ!」

っていう人もいるのだもの。

だから足元が不安だなぁって人とか、手すりにつかまって大変そうな人とか、

そういった所で判断して声をかける事が多い。


私が良かれと思ってした事でも、それは相手にとって嬉しい事かどうかはわからない。

もしかしたら、「やってあげた」と思って満足してるのは自分だけで、

実は予想以上に相手を傷つけているのかもしれない。


そんな事を考えていると疲れてしまうので、

車でいうシルバーマークみたいなのがあればわかりやすいのに〜!と思ったりなんかして。。。


そして昨日の話に戻ると、結局私があれやこれやと考えているうちに、私の隣の席があいた。

けど、彼女は座らなかった。

これは、、、やっぱりただ太ってただけの人ってこと??

正解はわからないけれど、色々考えてばかりで、結局何も行動できない自分を考えて情けなくなった。

行動しなければ、それは考えてないのと同じこと。

いっつもそう。

私は考えてばかりで、結局何もできない、何もしない臆病者。

だから相手にも、何も伝わらない。

何も残らない。

 
photo by mamiya
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