絆とか、信頼とか、赤い糸とか。
そうやって強い言葉を使って、”絶対的なもの”だと思いたいのかもしれないけれど、
気持ちなんて形のない、本当にもろいもの。
強風の中に作られた、砂の城のように儚いもの。
だから「遠く離れても応援するよ」なんて言わないで。
そんな言葉、何の約束にもならない。
ただ見えているのは、跡形もなく崩れ去った砂の城。
だからそんな言葉、何の意味もない。
だけどその気持ちだけは、大切にとっとくよ。
応援してくれる気持ちは、とてもとても嬉しかったから。
今だけで考えると、深い言葉なのに、
先までも考えると、薄い言葉になってしまう。
けれど忘れちゃいけないのは、その時はそれが真実だってこと。
だから、こんな事考える私は、幸せボケした贅沢ものなのかもしれない。